こちらはUnity アセット真夏のアドベントカレンダー 2019 Summer!の21日目の記事になります。
はじめに
みなさま、ゲームを買う基準、プレイする基準は何でしょうか?
私は圧倒的にビジュアルとアクション性で決めます!
3Dを活用したゲームだとビジュアルが重視されることが多いと思います!
今回は手軽に3Dゲームのビジュアルを改善するアセットたちを紹介します!
ちなみに今回紹介するアセットを組み合わせて作成しました。
使用するバージョン
Unity 2018.4.6f1
CTAA ver. 1.9
Beautify ver. 7.1
Aura 2 ver. 2.0.7
CTAA
これは3Dモデルの先端部分のギザギザしているジャギーを半透明などにしてくれるアンチエイリアスのアセットです。
一例で分かりやすいのは、柵にある木と木の間がジャギっているのがぼかされています。
このようにドット単位のギザギザ感をなくすことができるので、3D画面の全体を滑らかに出来ると思います!
CTAAは前回のアドカレでもご紹介させていただいたので参考までにどうぞ
Beautify
Beautifyは、画像を改善するフルスクリーンの画像処理効果です。信じられないほど鮮明で鮮やかなシーンをリアルタイムで生成します。~AssetStore紹介より
入れるだけで画面の色のメリハリがつくようになり、とてもおすすめです!
このCTAAとBeautifyを組み合わせればきっと良い画面ができるはず!!!
今回、検証用に「Mesh Effects」使用して解説します!
CTAAとBeautifyを組み合わせてみました!
Beautifyの機能でBloomを入れています。
組み合わせて見た感想としてはCTAAを使用した際に細かいオブジェクトは半透明になってしまうため、Beautifyで色鮮やかになった小さいオブジェクトが消えているように見えます。。。(動画の0:38~より)
CTAA_PC(CTAAのコンポーネント)にある「Temporal Jitter Scale」の値を0に近づけるとジャギー感を調整できるのでそこで調整することになるかと思います。
Aura 2
そして、更にフィールドをより良く見せるアセット「Aura 2」も組み合わせました!
今は夏でとても暑いので涼しくなるように作りました。
Aura 2に標準で搭載されている「Aura Ambience」から「Snowy Day」を選択して
後はAura Layer Volumeを追加して地面のフォグを作っています。
この組み合わせをゲームでも使用しましたが、1つ問題が発生しました。
実は黒いモーションブラーのようなものがカメラを回した際に出ました。
その際はAuraCameraコンポーネントにある「Enable Occlusion Culling」のチェックがデフォルトだとONになっているのでここをOFFにすることで回避出来ました。
個人的にかなりハマったポイントなので紹介させていただきました。
まとめ
今回、CTAA($195)とBeautify($35)、Aura 2($47)を事例紹介がないと購入する敷居が高いと思い記事を書きました!
※2019年8月通常価格より
以上となります、閲覧ありがとうございました!
8月22日は「ラズ」さんの
「Weather Makerで天候操作」です。
よろしくお願いします。